- インスタストーリーエラーの主な種類は「表示エラー」「投稿エラー」「機能制限エラー」の3つで、2024年9月以降はiOS版で「アップロードできません」エラーが多発している
- ストーリーエラーの解決には、ネットワーク確認、アプリ再起動、キャッシュクリア、アップデート、再インストールという基本的な対処ステップを順に試すことが効果的
- 著作権コンテンツの無断使用はガイドライン違反となり投稿制限の原因になるため、公式ミュージック機能や著作権フリーの素材を使用することが重要
「せっかく撮った写真をストーリーに投稿しようとしたのに、エラーで投稿できない…」 「ストーリーを開こうとすると表示されない…なぜ?」
あなたも一度はこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?インスタグラムのストーリー機能は日常の小さな出来事を気軽にシェアできる魅力的な機能ですが、時として様々なエラーに見舞われることがあります。
本記事では、インスタグラムのストーリーで発生する様々なエラーの原因と解決方法を徹底解説します。2025年最新の情報をもとに、ストーリーが「見れない」「投稿できない」「接続できない」といった問題を自力で解決できるよう、具体的な対処法をご紹介します。


インスタストーリーの基本とよくあるエラー
インスタグラムのストーリー機能は、24時間で自動的に消える写真や動画を投稿できるサービスです。2016年に導入されて以来、日常の一瞬を気軽にシェアできる手段として多くのユーザーに愛用されています。
通常の投稿と異なり、ストーリーは投稿から24時間経過すると自動的に消え、画面上部に表示され、タップするとフルスクリーンで表示されます。テキスト、スタンプ、音楽、リンクなどを追加でき、さらに視聴したユーザーを確認できる足跡機能も備えています。
よく発生するストーリーエラーの種類
ストーリーを利用する際に、ユーザーが頻繁に遭遇する主なエラーには、表示エラーと投稿エラー、そして機能制限エラーの3つがあります。表示エラーでは「このストーリーズは利用できなくなりました」「ストーリーズは表示不可です」などのメッセージが表示され、閲覧ができなくなります。
投稿エラーでは「アップロードできません」「アップロード中です…」のまま完了しない、「接続しています」という表示から進まない、あるいは何も表示されずに投稿が失敗するといった症状が見られます。さらに、コミュニティガイドライン違反などにより、ストーリー機能の利用が制限されることもあります。
2024年9月以降、特にiOS版インスタグラムでは「アップロードできません」エラーが多数報告されており、注意が必要です。
ストーリーが見れない原因と解決法
ストーリーが表示されない問題は、投稿者側と閲覧者側、双方の原因が考えられます。「このストーリーズは利用できなくなりました」というエラーメッセージが表示される場合、投稿者がストーリーを削除した、投稿後24時間が経過して自動的に削除された、投稿者があなたをブロックした、または投稿者が非公開アカウントに設定変更したなどの可能性があります。
一方、閲覧者側の問題としては、ネットワーク接続の問題、インスタグラムアプリの不具合、キャッシュの蓄積によるエラーなどが考えられます。
ネットワーク接続の確認とアプリの再起動
まずはネットワーク接続を確認しましょう。Wi-Fi接続が安定しているか、モバイルデータ通信の状態は問題ないか、可能であれば別のネットワークに切り替えてみるといった対策が有効です。
次に、インスタグラムアプリを完全に閉じて再度起動してみましょう。それでも解決しない場合は、スマートフォン自体を再起動することで問題が解消されることがあります。
キャッシュのクリアとアプリのアップデート
アプリのキャッシュをクリアすることも効果的です。Androidの場合は設定からアプリのストレージ画面でキャッシュをクリアできます。iPhoneの場合はアプリを削除して再インストールする必要がありますが、その際はアカウント情報を事前にメモしておくことをお忘れなく。
また、アプリを最新バージョンにアップデートすることで、既知のバグが修正されている可能性があります。App StoreまたはGoogle Playストアでインスタグラムの最新版を確認し、必要に応じてアップデートしましょう。
これらの対策を試しても改善されない場合、相手のアカウント設定(非公開設定やブロック)が原因である可能性が高いです。また、インスタグラム全体のサーバー障害の可能性もあるため、X(旧Twitter)などで「インスタ ストーリー 見れない」などのキーワードで検索し、同様の報告が多数ないか確認してみるとよいでしょう。
ストーリーが投稿できない原因と解決法
ストーリーを投稿しようとした時に、「アップロードできません」というエラーが表示されたり、アップロードが完了しなかったりする問題が発生することがあります。
このような投稿エラーの主な原因としては、インスタグラムアプリ自体のバグ、OSのバージョンとアプリの互換性の問題などのアプリ不具合、不安定なインターネット接続や通信速度の制限、Wi-Fiの不具合などのネットワーク関連の問題、さらに投稿するファイルの容量が大きすぎる、ファイル形式に問題がある、キャッシュやストレージの問題などのデータ関連の問題、そして一時的なアカウント制限やコミュニティガイドライン違反の疑いなどのアカウント関連の問題が考えられます。
待機と通信環境の改善
まずは一時的なサーバー障害の可能性も考慮し、時間をおいてから再度投稿を試みることをおすすめします。特に多くのユーザーが同様の問題を報告している場合は、インスタグラム側の不具合の可能性が高いでしょう。
次に、通信環境を確認・改善しましょう。Wi-Fiの接続状態を確認し、不安定であればモバイルデータ通信に切り替えてみたり、機内モードをオン・オフしてネットワーク接続をリセットしたりすることで改善することがあります。
アプリの最新化と投稿内容の見直し
アプリを最新バージョンにアップデートすることも重要です。App StoreまたはGoogle Playストアでアップデートを確認し、OSも最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。
さらに、投稿内容を見直すことも効果的です。ファイルサイズが大きい場合は圧縮したり、複数の写真や動画を投稿する場合は一度に少ない数の投稿に分けたり、著作権のある音楽が含まれていないか確認したりするとよいでしょう。
キャッシュのクリアと再インストール
前述のキャッシュをクリアする方法も試してみましょう。それでも解決しない場合は、アプリを完全に削除し、再インストールすることで問題が解消されることがあります。
特に、2024年以降発生している「アップロードできません」エラーについては、アプリの再インストールが効果的という報告が多いようです。ただし、再インストールすると下書きなどが消える可能性があるので注意が必要です。
最後に、デバイスを完全に再起動したり、可能であれば別のスマートフォンやタブレット、PCなどからインスタグラムにログインして投稿を試みたりすることも検討しましょう。
接続エラーとガイドライン違反の対処法
「接続しています」という表示が長時間続き、ストーリーがアップロードできないケースも少なくありません。このエラーは主にネットワーク接続の問題やアプリの不具合が原因です。Wi-Fi接続が安定しているか確認し、モバイルデータ通信に切り替えたり、機内モードをオン・オフして通信をリセットしたりしてみましょう。
アップロード設定も確認しましょう。iPhoneの場合は設定からInstagramのモバイルデータ通信の設定を、Androidの場合は設定からアプリのモバイルデータとWi-Fiの「バックグラウンドデータの使用を許可」をオンにすることで改善することがあります。
アップロード中はアプリを最小化したり他の操作を行わず、完了まで待つことも重要です。バックグラウンドでのアップロードが制限されている可能性があるためです。長時間接続中の状態が続く場合は、投稿をキャンセルし、接続状態が良い環境で再度投稿を試みましょう。
また、高解像度の写真や長時間の動画はアップロードに時間がかかるため、写真や動画を圧縮してから投稿を試みるとよいでしょう。
コミュニティガイドライン違反とストーリーエラー
インスタグラムのコミュニティガイドラインに違反すると、ストーリー機能が制限されることがあります。「何も違反していないのに投稿できない」と感じる場合でも、知らず知らずのうちにガイドラインに抵触している可能性があります。
ガイドライン違反になりやすい行為としては、他人の作品(写真、音楽、動画など)を無断使用したり、著作権のある音楽をストーリーで使用したりする著作権侵害、ヌードや性的なコンテンツ、暴力的な表現、ヘイトスピーチ、自殺や自傷行為を促す内容などの不適切なコンテンツ、短時間での大量投稿、いいねやフォローの自動化ツールの使用、過度な売り込み行為などのスパム行為、他人や有名人、企業になりすます行為などのなりすましが挙げられます。
特に著作権問題は注意が必要です。市販の音楽や他人の写真・動画をストーリーで使用すると、自動的に検出され投稿が制限されることがあります。
ガイドライン違反による制限の解除方法としては、まずアプリ内の通知やメールで制限の理由や期間が通知されていないか確認しましょう。誤って制限された場合は、設定からヘルプ、サポートへ問い合わせからインスタグラムに異議申し立てをすることができます。軽度の違反の場合は、数日〜数週間で自動的に制限が解除されることもあります。制限が解除された後は、ガイドラインを遵守した投稿を心がけましょう。
エラー対策と失敗時の対処
ストーリーのアップロードに失敗し、「アップロードできませんでした。もう一度実行」というメッセージが表示されたまま残ることがあります。この状態を解消するには、まず「もう一度実行」ボタンをタップして再度アップロードを試みてみましょう。ネットワーク環境が改善していれば、アップロードが完了することもあります。
それでも解決しない場合は、エラーメッセージの近くにある×ボタンをタップしてキャンセルしたり、ストーリー画面を下にスワイプして更新したりすることで、失敗したアップロードを消すことができます。アプリを完全に終了し再起動することで失敗したアップロードが消えることもあります。
キャッシュのクリアや、最終手段としてアプリの再インストールも効果的です。ただし、再インストールする場合はアカウント情報を忘れずにメモしておきましょう。特に多くの写真や動画を一度にアップロードしようとした場合にエラーが発生しやすいので、1つずつアップロードするなど工夫するとよいでしょう。
エラーを防ぐための日常的な対策
インスタストーリーのエラーを未然に防ぐためには、アプリを最新の状態に保つ、定期的にキャッシュをクリアする、安定したネットワーク環境で投稿するといった日常的な対策が効果的です。
ストーリー用のコンテンツを最適化することも大切です。ストーリー用に適切なサイズ(1080 x 1920ピクセル)の写真や動画を用意し、大きすぎるファイルは事前に圧縮してから投稿するとスムーズにアップロードできます。重要な写真や動画は投稿前にデバイスに保存しておくといったバックアップの習慣も身につけましょう。インスタグラムの設定で「ストーリーをカメラロールに保存」をオンにしておくと便利です。
コミュニティガイドラインを理解し遵守することも重要です。インスタグラムのガイドラインを定期的にチェックし、著作権に配慮した投稿を心がけましょう。また、複数のアカウントを使用している場合は、投稿前に正しいアカウントが選択されているか確認することもお忘れなく。
よくある質問(FAQ)
まとめ:快適なインスタストーリー体験のために
インスタグラムのストーリー機能は、日々の小さな出来事を手軽にシェアできる便利な機能ですが、様々なエラーに遭遇することもあります。本記事では、「見れない」「投稿できない」「接続できない」など、よくあるエラーの原因と対処法を詳しく解説しました。
エラーが発生した際には、まずその原因を特定することが重要です。アプリの不具合なのか、ネットワークの問題なのか、アカウント制限なのかを見極め、適切な対処法を選びましょう。X(Twitter)で同様の報告がないか確認し、インスタグラム全体の問題かどうかを判断することも有効です。
基本的な対処法としては、アプリの再起動やキャッシュのクリア、ネットワーク接続の確認と切り替え、最新バージョンへのアップデートなどがあります。状況に応じて、コミュニティガイドライン違反の場合は制限解除を待つか異議申し立てを行い、アップロードの問題はファイルサイズの最適化や投稿方法の工夫で解決し、それでも改善しない場合はアプリの再インストールを最終手段として試してみましょう。
予防策として、定期的なアップデートとキャッシュクリア、適切なファイルサイズと形式での投稿、ガイドラインの遵守を心がけることが大切です。
インスタグラムは常にアップデートされ、機能やインターフェースが変わることがあります。最新の情報を常にチェックし、変化に対応することが快適な利用の鍵となります。エラーが発生しても焦らず、本記事で紹介した対処法を順番に試してみてください。それでも解決しない場合は、インスタグラムのヘルプセンターに問い合わせるか、一時的に別の方法でのシェアを検討するのも良いでしょう。
インスタストーリーを通じて、あなたの日常の素敵な瞬間が多くの人に届きますように!