- 2024年7月頃からGrok AIの影響でスマホ発熱が急増
- データセーバーとキャッシュクリアで改善する可能性大
- AndroidもiPhoneも設定変更で快適に使える
「最近、X(旧Twitter)を見てるだけでスマホがめちゃくちゃ熱くなるんだけど…」そんな経験、ありませんか?実は2024年の夏頃から、多くのユーザーがこの問題に直面しています。ひどいときは動作が重くなってカクカクしたり、バッテリーがあっという間に減ったり。でも安心してください、この記事では原因と対処法を徹底解説します。

なぜTwitter使用中にスマホが熱くなるのか
Twitter(現X)を使っているとスマホが熱くなる現象は、実は複数の要因が絡み合って発生しています。まず理解しておきたいのは、この問題が2024年7月頃から急激に増加したという事実です。多くのユーザーから「急に重くなった」「熱を持つようになった」という報告が相次ぎ、SNS上で話題になりました。
原因を大きく分けると、アプリ側の変更とスマートフォン本体の設定、そしてバックグラウンドでの処理の3つに分類できます。特に2024年以降、Xアプリに搭載されたGrok AIが大きな要因となっており、このAIがユーザーのデータを学習する際にCPUやGPUに大きな負荷をかけているのです。
Grok AIの影響とは
Grok AIは、Xアプリに統合されたAIモデルで、ユーザーの投稿やインタラクションから学習を続けます。問題は、このAI機能がデフォルトで有効になっており、バックグラウンドで常に動作していることです。多くのユーザーは、この設定が自動的にオンになっていることすら知らないまま、スマホに過度な負担をかけています。
実際にGrokをオフにしたユーザーからは「バッテリーの持ちが良くなりすぎて困惑」「発熱が弱まった気がする」といった声が多数上がっています。特にiPhoneユーザーの間で顕著な症状が見られますが、Androidでも同様の問題が確認されています。
このグラフが示すように、2024年7月を境に発熱報告が急増していることがわかります。これはGrok AIの本格導入時期と一致しており、多くのユーザーが突然の変化に戸惑ったことを物語っています。報告件数は7月にピークを迎え、その後も高水準で推移しています。
動画自動再生とネットワーク負荷
Grok AIだけが原因ではありません。Xアプリは動画が自動再生される仕様になっており、タイムラインをスクロールするだけで次々と動画が読み込まれます。さらに動画広告も自動再生されるため、知らず知らずのうちに大量のデータ通信が発生しています。
動画の自動再生は、GPUに大きな負荷をかけ、同時にネットワーク通信も増加させます。特にモバイルデータ通信を使用している場合、この影響は顕著です。Wi-Fi環境下でも、高画質動画が連続して再生されることでスマホの処理能力が追いつかず、発熱につながります。
iPhoneでTwitterが熱くなる原因
iPhoneユーザーの場合、Android以上に発熱問題が深刻化する傾向があります。これにはいくつかの理由があり、iPhone特有の機能や設定が関係しています。
Siriの学習機能による影響
iPhoneには「このアプリから学習」という機能があり、Siriがバックグラウンドでユーザーの行動パターンを学習し続けます。この機能がXアプリで有効になっていると、CPU負荷が増加し発熱を促進してしまうのです。
特にiOS 17.5.1以降のアップデート後に問題が増加したという報告が多く、この機能の拡張と関連している可能性が指摘されています。多くのiPhoneユーザーは、この設定の存在すら知らないまま、Xアプリ使用時の発熱に悩まされています。
温度調整機能の作動
iPhoneには本体が熱くなりすぎないよう保護する機能が組み込まれています。デバイス内部の温度が正常な動作温度範囲を超えると、デバイスは自動的に温度調節を試みます。この温度調整機能が作動すると、以下のような症状が現れます。
- アプリや機能でフレームレートの低下(カクカクする)
- 処理時間の増加(動作が重くなる)
- 画面が暗くなる
- 画面が表示されない
- 充電ができなくなる
- カメラが使用できなくなる
- 自動的に低電力モードになる
これらの症状が出た場合は、アプリの使用を中止して自然に冷ますことが重要です。氷枕や冷蔵庫で急速に冷やすと内部で結露が生じ、故障の原因となる可能性があるため避けましょう。
AndroidでTwitterが熱くなる原因
Android端末でも同様の発熱問題が報告されていますが、iPhoneとは若干異なる要因も存在します。Androidの場合、機種によってカスタマイズされたUIや独自の電力管理機能が影響することがあります。
バックグラウンドアプリの影響
Androidでは、複数のアプリをバックグラウンドで実行することが一般的です。しかし、これらのアプリが同時に動作することで、メモリとCPUリソースを大量に消費します。特にXアプリは、バックグラウンドでのデータ同期や通知取得を頻繁に行うため、他のアプリと組み合わさると負荷が倍増します。
Android端末の「バッテリー使用量」を確認すると、Xアプリがバックグラウンドで予想以上にリソースを消費していることがわかるはずです。定期的にバックグラウンドアプリを終了させることで、発熱とバッテリー消費を抑えることができます。
グラフからわかるように、X(Twitter)アプリは動画配信やゲームアプリに次いでバッテリー消費が多いアプリの一つです。18%という数値は決して小さくありません。特にGrok AIが有効になっている状態では、この数値がさらに上昇する可能性があります。
電池の最適化設定
Android端末には「電池の最適化」という機能があり、アプリごとにバッテリー消費を制御できます。しかし、この設定が適切でない場合、かえってバッテリー消費が激しくなることがあります。Xアプリの電池最適化設定を見直すことで、バッテリー消費と発熱を抑えられる可能性があります。
電池の最適化をアプリごとに設定することで、バックグラウンドでの動作を制限し、不要な処理を減らすことができます。ただし、通知をすぐに受け取りたいアプリの場合は、最適化を解除する必要があるため、バランスを考えながら設定しましょう。
Twitterバッテリー消費の実態
Twitterアプリのバッテリー消費は、実は以前から指摘されていた問題です。しかし2024年以降、その消費量が急激に増加したことで、多くのユーザーが問題を実感するようになりました。バッテリー消費が激しい理由を理解することで、適切な対策を講じることができます。
リアルタイム更新による影響
Xはリアルタイム性が特徴のSNSです。そのため、バックグラウンドでの更新頻度が非常に高く、通知処理も頻繁に行われます。これらの継続的な処理は、スマートフォンのバッテリーを消費するだけでなく、CPUの稼働率を上げて発熱の原因となります。
特にフォロワーが多いユーザーや、通知設定を詳細に設定していないユーザーでは、この影響が大きくなります。タイムラインの更新、リプライの通知、DMの受信、おすすめツイートの配信など、あらゆる要素がバックグラウンドで動作し続けているのです。
キャッシュの蓄積
Xアプリを長期間使用していると、キャッシュが大量に蓄積されます。キャッシュとは、アプリが素早く動作するために一時的に保存するデータのことですが、これが溜まりすぎるとかえってアプリの動作が重くなります。画像や動画のキャッシュは特に容量を消費しやすく、3年程度使用しているユーザーの中には数GBものキャッシュが蓄積されているケースも報告されています。
定期的にキャッシュをクリアすることで、アプリのパフォーマンスが劇的に改善することがあります。メディアストレージとウェブサイトストレージの両方をクリアすることで、発熱問題が解決したという声も多く見られます。
iPhoneでの具体的な対処法
iPhoneでXアプリの発熱やバッテリー消費に悩んでいる方向けに、効果的な対処法を順番に解説します。これらの方法を組み合わせることで、快適にXアプリを使用できるようになります。
Grok設定をオフにする
最も効果が期待できる対処法が、Grok機能をオフにすることです。以下の手順で簡単に設定できます。
- Xアプリを開く
- プロフィールアイコンをタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「プライバシーと安全」をタップ
- 「データ共有とカスタマイズ」を開く
- 「Grok」の項目を探す
- 「ポストに加えて、Grokでのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整に利用することを許可する」のチェックを外す
この設定をオフにした多くのユーザーから、「バッテリーの持ちが良くなりすぎて困惑」「発熱が明らかに減った」という報告が上がっています。ただし、全てのユーザーで効果があるわけではないため、他の対策と組み合わせることをおすすめします。
Siriの学習機能をオフにする
iPhone特有の対策として、Siriの「このアプリから学習」機能をオフにする方法があります。手順は以下の通りです。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「Siriと検索」をタップ
- アプリ一覧から「X」を探して選択
- 「このアプリから学習」をオフにする
この設定変更により、SiriがバックグラウンドでXアプリのデータを学習する処理が停止され、CPU負荷が軽減されます。実際に試したユーザーからは「軽くなった」「熱を持たなくなった」という声が多数報告されています。
データセーバーを有効化
データセーバー機能を有効にすることで、動画や画像の自動読み込みを抑制し、ネットワーク負荷を軽減できます。
- Xアプリのプロフィールアイコンをタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アクセシビリティ、表示、言語」をタップ
- 「データ利用の設定」を開く
- 「データセーバー」をオンにする
データセーバーをオンにすると、画像は低画質で表示され、動画は自動再生されなくなります。これにより、GPUへの負荷が軽減され、発熱が抑えられます。また、データ通信量の節約にもつながるため、モバイルデータ通信を使用している場合は特に有効です。
キャッシュを削除する
蓄積されたキャッシュをクリアすることで、アプリのパフォーマンスが向上します。
- Xアプリのプロフィールアイコンをタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アクセシビリティ、表示、言語」をタップ
- 「データ利用の設定」を開く
- 「メディアストレージ」と「ウェブサイトストレージ」の両方をクリア
キャッシュをクリアすると、一時的に新しいツイートを開くのに時間がかかるようになりますが、劇的に軽くなるケースも多く報告されています。月に1回程度の頻度で定期的にクリアすることをおすすめします。
このグラフは、各対策による改善効果をユーザー報告から推定したものです。Grokをオフにする対策が最も高い改善効果を示しており、発熱・バッテリー・動作のすべての面で効果的であることがわかります。ただし、複数の対策を組み合わせることで、さらに大きな改善が期待できます。
Androidでの具体的な対処法
Android端末でXアプリを快適に使用するための対処法を解説します。基本的な対策はiPhoneと共通していますが、Android特有の設定もあります。
Grok設定をオフにする
AndroidでもGrok機能をオフにする手順は基本的にiPhoneと同じです。Xアプリの「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「データ共有とカスタマイズ」からGrokの設定を変更できます。
AndroidユーザーからもGrokをオフにすることで改善したという報告が多数上がっています。アプリ版とブラウザ版の両方で設定を確認することをおすすめします。
バックグラウンドアプリを終了
Androidの場合、バックグラウンドで実行中のアプリを定期的に終了させることが重要です。
- 画面下部または右下のマルチタスクボタンをタップ(機種により異なる)
- 起動中のアプリ一覧が表示される
- 不要なアプリを左右にスワイプして終了
- または「すべてクリア」ボタンで一括終了
特にゲームアプリや動画配信アプリなど、リソースを多く消費するアプリがバックグラウンドで動作していると、Xアプリと合わせて大きな負荷になります。定期的にバックグラウンドをクリアする習慣をつけましょう。
電池の最適化を設定
Android端末の「電池の最適化」機能を活用して、Xアプリのバッテリー消費を抑えます。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」を選択
- 検索窓で「最適化」と入力、または「電池の最適化」を探す
- アプリ一覧から「X」を探す
- 「最適化する」または「制限」に設定
ただし、通知をすぐに受け取りたい場合は、最適化を解除する必要があるかもしれません。自分の使い方に合わせて調整してください。
データセーバーとキャッシュクリア
データセーバーの有効化とキャッシュクリアの手順は、iPhoneと同様です。Xアプリ内の設定から実行できます。Androidの場合、OSの設定からもアプリのキャッシュをクリアできます。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリと通知」を選択
- アプリ一覧から「X」を探してタップ
- 「ストレージ」を選択
- 「キャッシュを削除」をタップ
この方法でもキャッシュをクリアできますが、アプリ内設定からの方がメディアストレージとウェブサイトストレージを個別に管理できるため便利です。
すぐにできる緊急対処法
スマホが異常に熱くなった時、すぐに実践できる緊急対処法を紹介します。これらの方法は一時的な対策ですが、端末を守るためには重要です。
アプリを即座に終了
まず最も重要なのは、Xアプリの使用を直ちに中止することです。ホームボタンやバックボタンでアプリを終了し、完全に閉じます。マルチタスク画面からもアプリをスワイプして終了させましょう。
発熱がひどい場合は、スマホの電源を一度切って再起動することも効果的です。システム全体がリセットされ、不要なバックグラウンドプロセスも終了します。
適切な冷却方法
スマホを冷却する際は、以下の方法を実践してください。
- エアコンの効いた涼しい部屋に置く
- スマホケースを外して熱を逃がす
- 扇風機の風を当てる(ただし直接強い風は避ける)
- 熱伝導性の良い金属製の台に置く
- 専用のスマートフォンクーラーを使用する
絶対にしてはいけないのが、冷蔵庫や冷凍庫に入れることです。急激な温度変化により内部で結露が発生し、故障の原因となります。自然な冷却を心がけ、端末の温度が下がってから使用を再開してください。
ブラウザ版Xを代用
アプリ版の発熱がひどい場合、一時的にブラウザ版X(旧Twitter)を使用するのも一つの手です。ブラウザ版はアプリ版ほどバックグラウンド処理を行わないため、負荷が軽減される傾向があります。
SafariやChromeなどのブラウザでx.comにアクセスし、ログインすれば通常通り使用できます。機能的にはアプリ版とほぼ同等ですが、通知機能などは制限されることがあります。
長期的な予防策
発熱問題を根本的に解決するには、日頃からの予防が大切です。長期的に快適にXアプリを使用するための習慣を紹介します。
使用時間の管理
X(Twitter)は区切りがつきにくいSNSですが、連続使用時間を制限することが重要です。30分〜1時間使用したら、10分程度の休憩を取るようにしましょう。iPhoneの「スクリーンタイム」やAndroidの「デジタルウェルビーイング」機能を活用すれば、使用時間を自動的に管理できます。
特に就寝前の長時間使用は避けるべきです。寝る前にスマホが熱くなっていると、充電中にさらに熱を持ち、バッテリーの劣化を早める原因になります。
使用環境への配慮
スマートフォンの使用環境も発熱に大きく影響します。以下の環境での使用は避けましょう。
- 直射日光の当たる場所
- 車内など高温になる場所
- 布団やクッションなど熱がこもりやすい場所
- 充電しながらの長時間使用
特に夏場の屋外使用時は注意が必要です。外気温が30度を超える環境では、スマホ本体の温度も上昇しやすくなります。可能な限り涼しい場所で使用し、熱がこもらないよう配慮しましょう。
定期的なメンテナンス
スマートフォン全体の健康状態を維持するために、定期的なメンテナンスを行いましょう。
- 月に1回はXアプリのキャッシュをクリア
- OSとアプリを最新バージョンに保つ
- 不要なアプリを定期的にアンインストール
- ストレージ容量に余裕を持たせる(空き容量20%以上)
- バッテリーの状態を定期的に確認
これらのメンテナンスを習慣化することで、Xアプリだけでなく、スマートフォン全体のパフォーマンスが向上します。バッテリーの寿命も延びるため、長期的にはコストパフォーマンスも良くなります。
まとめ
X(旧Twitter)使用中のスマホ発熱問題は、2024年7月頃から急増しましたが、適切な対策を講じることで改善できます。Grok AIをオフにし、データセーバーを有効化し、定期的にキャッシュをクリアすることで、多くのユーザーが快適な使用環境を取り戻しています。
iPhoneユーザーはSiriの学習機能もオフにすると、さらに効果的です。Androidユーザーはバックグラウンドアプリの管理と電池の最適化設定を見直しましょう。
発熱がひどい場合は無理せず、アプリを終了して自然に冷ますことが大切です。長期的には使用時間の管理や環境への配慮、定期的なメンテナンスを心がけることで、快適にXを楽しめるはずです。
