- 2025年1月からInstagramリールの最大時間が3分に延長され、写真の枚数制限は時間制限(3分以内)によって決まる
- 推奨される写真枚数は初心者5-10枚、中級者15-20枚で、各写真の表示時間は2-3秒が視聴者にとって最適
- 9:16の縦長アスペクト比統一と適切なファイルサイズ管理により、写真が一部表示されない問題を回避できる

Instagramのリール投稿で複数の写真を使いたいけれど、何枚まで投稿できるのか、また写真を繋げてスライドショーのように見せる方法がわからず悩んでいませんか。リールは短時間で多くの情報を伝えられる魅力的な投稿方法ですが、写真の枚数制限や投稿方法について正確な情報を知らない方も多いでしょう。
この記事では、2025年現在の最新仕様に基づき、リールで使える写真の枚数制限や具体的な投稿方法、注意点まで詳しく解説します。読み終わる頃には、複数の写真を効果的に活用したリール投稿ができるようになるはずです。

インスタリールの写真枚数制限と基本知識
リールの写真枚数制限は時間制限に基づく
2025年現在、Instagramのリール投稿における写真の枚数制限は基本的にありません。ただし、リールは最大90秒(一部アカウントでは3分)の動画として投稿されるため、写真の枚数は各写真の表示時間によって決まります。例えば、1枚の写真を2秒間表示する設定にした場合、90秒のリールでは最大45枚の写真を使える計算になります。
この仕組みを理解することで、自分が投稿したい写真の枚数に応じて適切な表示時間を設定できるようになります。多くの写真を使いたい場合は表示時間を短くし、少ない枚数でじっくり見せたい場合は表示時間を長めに設定するという使い分けが可能です。
フィード投稿との違いを理解する
リール投稿と混同しやすいのがフィード投稿(カルーセル投稿)です。2025年のアップデートでフィード投稿は最大20枚までの写真や動画を投稿可能になりました。一方、リールは動画形式のため、写真の枚数制限ではなく時間制限が適用される点が大きな違いです。
フィード投稿では静止画として各写真をスワイプして閲覧しますが、リールでは自動的に写真が切り替わる動画として表示されます。この特性を活かすことで、よりダイナミックで魅力的なコンテンツを作成できるのです。
写真の表示時間設定のポイント
リールで写真を使う際は、各写真の表示時間を調整できます。推奨される表示時間は2〜3秒で、視聴者が内容を理解しやすく、飽きずに最後まで見てもらうための最適な時間とされています。
表示時間が短すぎると視聴者が内容を把握できず、長すぎると退屈に感じられてしまいます。写真の内容や文字の量に応じて柔軟に調整することが重要です。文字が多い写真や詳細な画像の場合は3〜4秒、シンプルな写真の場合は1〜2秒程度が適切でしょう。
10枚以上・50枚以上の写真を使う実践的な方法
10枚以上の写真を使ったスライドショーの作り方
10枚以上の写真を使う場合、まずリール作成画面で動画の長さを90秒に設定します。次にカメラロールから写真を一括選択し、順番を調整していきます。写真は縦長の9:16アスペクト比に自動調整されるため、事前にサイズを整えておくと仕上がりがより美しくなります。
各写真の表示時間を2〜3秒に設定すると、10枚の写真で20〜30秒程度のリールが完成します。この長さは視聴者の集中力を保ちながら、十分な情報を伝えられる理想的な時間です。写真の順序は物語性を意識して配置すると、より魅力的なコンテンツになります。
50枚以上の写真を使う際の注意点と代替案
50枚以上の写真を使う場合は、表示時間を1〜2秒に短縮する必要がありますが、これにはいくつかのリスクがあります。視聴者が内容を把握しにくくなり、離脱率が高まる可能性があります。また、ファイルサイズが大きくなりアップロードエラーが起きやすくなるため注意が必要です。
実際には、15〜20枚程度に絞り、3〜4秒ずつ表示する方が効果的です。多くの写真を使いたい場合は、テーマごとに複数のリールに分割することをおすすめします。これにより、各リールの品質を保ちながら、すべての写真を効果的に活用できます。
スライドショー風リール作成のコツ
魅力的なスライドショー風リールを作成するためには、統一感のある写真選びが重要です。色調やテーマを揃えることで、プロフェッショナルな印象を与えられます。また、ストーリー性を意識した構成にすることで、視聴者の興味を最後まで引き続けることができます。
音楽との同期も効果的な手法の一つです。BGMのリズムに合わせて写真を切り替えることで、より印象的なリールが完成します。時系列や起承転結を意識した構成にすると、視聴者にとって理解しやすく、記憶に残りやすいコンテンツになります。
写真が一部表示されない問題とその解決策
主な原因と対処法
写真が一部表示されない問題は、多くのユーザーが経験する困りごとの一つです。主な原因として、ネットワーク環境の不安定さ、アプリのバージョンが古いこと、ファイルサイズが大きすぎることが挙げられます。
ネットワーク環境が原因の場合は、より安定した通信環境でアップロードを試すか、モバイルデータ通信に切り替えることで解決できることがあります。アプリのバージョンが古い場合は、App StoreやGoogle Play Storeで最新版にアップデートしましょう。ファイルサイズが大きすぎる場合は、写真の解像度を下げるか、画像圧縮アプリを使用することで改善できます。
データ節約モードとハッシュタグの影響
Instagramのデータ節約モードが有効になっていると、写真が正常に表示されないことがあります。設定画面から「アカウント」→「モバイルデータの使用」→「データ節約モード」をオフにすることで解決できます。
また、ハッシュタグの使いすぎも投稿エラーの原因となります。30個以上のハッシュタグを使用すると問題が発生する可能性があるため、5〜10個程度に絞ることをおすすめします。関連性の高いハッシュタグを厳選することで、投稿の品質も向上します。
効果的なリール投稿のための注意点
アスペクト比の統一と時間制限
リールで複数の写真を使う際は、9:16の縦長アスペクト比に統一することが重要です。異なるサイズの写真を使用すると、自動的にトリミングされ、重要な部分が切れてしまう可能性があります。事前に写真編集アプリで適切なサイズに調整しておくことで、意図した通りの表示が可能になります。
また、90秒を超える動画は自動的にカットされるため、総再生時間の計算も忘れずに行いましょう。特に多くの写真を使用する場合は、各写真の表示時間を調整して、制限時間内に収まるよう配慮が必要です。
音楽著作権とセーフゾーンの確保
リールにBGMを追加する際は、Instagram内で提供されている音源を使用することが推奨されます。外部の音楽を使用すると、著作権の問題で投稿が削除されるリスクがあります。Instagram内の音楽ライブラリには豊富な楽曲が用意されているため、コンテンツに適した音楽を見つけることができるでしょう。
画面上下の一部はユーザーインターフェースで隠れる場合があるため、重要なテキストや画像は画面中央部分に配置することが重要です。このセーフゾーンを意識することで、すべての視聴者に確実に情報を伝えることができます。

よくある質問(FAQ)
まとめ:写真枚数を活かした効果的なリール投稿
Instagramのリール投稿では、時間制限内であれば写真の枚数に明確な上限はありませんが、視聴者の体験を最優先に考えることが成功の鍵となります。
初心者の方は5〜10枚の写真を3〜4秒ずつ表示することから始め、慣れてきたら15〜20枚を2〜3秒ずつ表示する方法に挑戦してみてください。上級者であれば30枚以上の写真を1〜2秒ずつ表示することも可能ですが、視聴完了率への影響を注意深く観察することが重要です。
経験レベル | 推奨写真枚数 | 表示時間/枚 | 総再生時間 |
---|---|---|---|
初心者 | 5〜10枚 | 3〜4秒 | 15〜40秒 |
中級者 | 15〜20枚 | 2〜3秒 | 30〜60秒 |
上級者 | 30枚以上 | 1〜2秒 | 30〜90秒 |
成功のための重要なポイントは、統一感のある写真選びでブランドイメージを構築し、適切な表示時間で視聴者の離脱を防ぎ、音楽との同期で魅力的なコンテンツを作成することです。
写真が一部表示されない問題が発生した場合は、アプリの更新やネットワーク環境の確認から始めて、段階的に対処していけば必ず解決できます。まずは10枚以内の写真を使ったスライドショー風リールから始めて、徐々に自分のスタイルを確立していくことをおすすめします。
今日からでも実践できる内容ばかりですので、ぜひ複数の写真を活用した魅力的なリール投稿にチャレンジしてみてください。あなたのInstagramアカウントがより多くの人に届くきっかけになるはずです。